清流が、青空の輝きを映し出している。ガルフォードとナコルルは、
川辺で向き合って立っていた。水面を見るガルフォード。
「どうしても帰るのか?」
「皆が待っているから・・・」
「行くな」
「えっ・・・」
「俺は、君が・・・」
見つめ合う二人。そこに、
「ねえーさまーっ!」
リムルルがママハハとシクルゥを従えて駆け寄ってくる。ナコルル
はガルフォードの前から歩きだした。見送るガルフォード。顔を上
げると、
「Always love you,ナコルル・・・Go,パピィ!」
ガルフォードはナコルルを追って、走りだした。
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