ストリートファイターZERO3

メーカー:カプコン
ジャンル:対戦格闘ゲーム
定価:5800円
クリア回数:ワールドツアー2回、アーケードモード5回
プレイ時間:約−−時間

長所
●VSモードやトレーニングモード以外に、豊富なゲームモードがある。
●高い移植度。
欠点
●オプションやトレーニングモード中にコマンドの確認ができない。(確認するモードがない)
●BGM・音声を聞くモードがない。
●隠し要素の難易度が高い。(隠しキャラの出現条件など)
個人評
 まさに、ストリートファイターシリーズの集大成という感じ。
 アーケードからプレイステーションに移植ということで、その移植度合いを少し心配していたが、かなり高い移植度だといえる。
 通常のアーケード、VSモードのほか、この手の移植には付き物のトレーニングモードもついている。付加価値として、チームバトルやサバイバル、ドラマティック、ファイナルバトル、そしてワ−ルドツアーなど、豊富なモードが用意されているのがうれしい。
 中でも、ワールドツアーモードで育てたキャラクターが、ほかのモードで使用できるようになっているのが、今回の目玉ともいえるだろう。自分好みに育てたキャラクターで戦うことで、おもしろさが倍増というわけだ。
 隠しキャラも合わせれば、総勢35人のキャラクターという大人数。キャラを使うにしても、敵キャラとして登場するにしても、バリエーションのある戦いができるので、かなり楽しめるだろう。
 ポケットステーションの部分に関しては、龍貴がポケットステーションを持っていないため確認できていない。
 ただ、いい点ばかりではない。豊富なモードなどがそろっていたりするほど親切設計なのに、それぞれのキャラクターの必殺技&特殊入力コマンドなどを確認 することができない。せめて、トレーニングモード中にコマンドの確認できるようにするなど、家庭用に移植という段階で、あった方が便利なシステムがない。 (マニュアルを見ればいいのかもしれないが)
 隠れキャラやモードの追加などを、ある程度の条件を満たして、ようやくプレイできるようになるのはいいが、その条件が厳しすぎるような気がする。
 隠れキャラのガイル使うのにプレイ時間が96時間、殺意の波動に目覚めたリュウが120時間、真・豪鬼が144時間(もしくはそれぞれに対応した隠し要素をクリアする必要あり)。
 時限の部分に関しては、現状の半分でもいいのではと思う。たとえば、殺意の波動に目覚めたリュウの120時間に関していえば、このプレイ時間はファイナ ルファンタジーZを2回クリアするのに等しい、簡単にいえば、24時間×5日ということ。普通ににやっていたら、まず出ないだろう。
 総評としては、全体のクオリティーはかなり高く、かなりお得なゲームだといえる。
点数
システム
初代ストUで、ある程度完成されたシステム(ベースという意味で)だったが、現在のものはシリーズとして確実にバージョンアップされている。
ただ、ほとんどのシステム、ゲームモードが、ほかのゲームでも採用されているもののアレンジに過ぎない。全体的によくまとまってはいる。
グラフィック
アーケード版に遜色ない程度に描かれ、アニメーションパターンもよっぽどアーケード版をやり込んだ人でないと気にならない程度。
シナリオ
この手の対戦格闘ものは、ストーリーらしいストーリーがなく、○○大会の優勝を目指すというもが多い中、キャラクターごとにほかのキャラクターとの関係などを使い、ストーリー構成されているのが好感が持てる。
ただ、すべてのキャラで、ラスボスが、ベガというのはどうかと思えなくもない。ZERO2の頃のように、キャラごとのラスボスでもよかったのではと思う。
あと、コミック版のストZEROがかなり影響あるのが気になるところだが。
世界観・設定
シナリオにも絡むが、個別のストーリーがこれまでのシリーズに比べ前面に押し出されている代わりに、全体としての世界観が薄れているように思える。
これに関しては、ストZEROシリーズにファイナルファイトキャラが入ったりした時点で、これまでのストシリーズとはかなり変わってしまった観がある。
キャラクター
キャラ別のストーリーがあることで、それぞれのキャラが立つようにjはなっている。ほとんどのキャラが前作+旧作などからの引継なので、キャラクターという意味では、特に問題はない。
音楽
はっきりいって、この部分が一番不満なところである。音楽全体が、これまでのストシリーズらしくない上、変なアレンジになっていたりする。曲単体として聞けば悪くはないかもしれないが、ゲームの雰囲気やこれまでのイメージのことを考えると、いいとは言い難い。
操作性
コマンド入力が苦手な人にはどうしようもないが、この手のゲームとしては珍しく、入力時間の長さを設定できるので、自分好みの入力判定の長さにすると、意外に操作性が向上したように感じられる。キーレスポンスなどは悪くない。
総合
手堅くまとまった良作。このシリーズが好きとか、対戦格闘ものが好きであれば、買って損はなし。
各10段階:1(悪い)……5(普通)……10(非常に良い)
関連webリンク

ご意見・ご感想はこちら

戻る