メーカー:ヴィジット | ||||||||||||||||||||||||
| ●レンダリングされた2DのBGと、ムービーとのつながりが気にならず、ムービーがゲーム中のいいアクセントになっている。 ●クオリティの高いビジュアル。 | ||||||||||||||||||||||||
| ●できれば、もう少し価格を安くてもよかったのでは。 | ||||||||||||||||||||||||
| 『最終電車』を舞台に、閉じこめられた、降りられない、帰れない、怪しげなものが見える……。ホラーや恐怖の王道とも言える要素を調理し、閉鎖された空間で感じる恐怖を演出している。 自分が乗っている電車が、もし止まらなかったら? 地下鉄の坑道がくずれ、電車ごと生き埋めになったら? そういった想像がうまく活用され、舞台になるのが電車(地下鉄)という、身近な存在なだけに、プレイヤーは違和感なくゲームの中に入っていける。 そして、その原因が、未知なるものの仕業であったり、悪意ある人間の仕業であったりと、シナリオごとによって違うので、舞台は同じでも全く違ったシナリ オになっている。大きく分けてシナリオが3つ(メイン1、ショート2)と、ちょっと少ない気がしないでもないが、それなりに楽しめる。 ただ、メインシナリオに関しては、シナリオ的に横道に入った状態で終わると、訳が分からず終わってしまうのがちょっと残念だが、シナリオの性格上致し方がないのかとも思える。 シナリオ的に、謎解きなどの部分がほとんどないため、アドベンチャーゲームとしてはものたりないかもしれない。読むだけといった要素が比較的強い。その 点に関しては、この手のビジュアルノベルにありがちなパターンなのかも。同時に、シナリオの性格上、そういった要素がほぼ必要ないという部分もある。 個人的には、複数のシナリオを持つならば、ひとつぐらいそういった謎解きを重視したシナリオがあってもよかったのではなかと思う。読むだけに近いシナリ オや、謎解き要素の強いシナリオなど、シナリオのストーリー的な内容とともに、そのシナリオの持つ性格というのもあってもよかったのでは。まぁ、謎解き重 視のシナリオを作るとして、どんなシナリオにするかというのもありますが(^_^; 全体的にそれなりによくまとまった作品です。ビジュアルノベル系のものが好きな人は、プレイしてもいいかもしれません。 シナリオそのものに、強い恐怖感はそれほどないけれど、舞台が舞台なだけに、『自分が実際に同じ状況になったら?』なんていうことを考えながらプレイすると、おもしろさがアップするでしょう。 同社の『19時30分 -上野発夜光列車-』や『閉鎖病院(仮)』はちょっと期待です。 | ||||||||||||||||||||||||
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