久遠の絆

メーカー:FOG
クリア回数:1回
プレイ時間:約17時間

長所
●輪廻転生の設定により、さまざまな世界観(舞台)の中で、物語が楽しめる。
欠点
●この手のゲームにしては1プレイ時間が長いため、中だるみ観が途中で感じる。
●選択ミスによる突発的ゲームオーバーがあり、こまめにセーブしておかないと痛い目に遭う。
個人評
 このゲームはあまり雑誌でも紹介されていなかったりで、注目していた作品ではなかった。
 プレイする機会があったためという感じでやったみたが、思ったよりもおもしろい。
 ただ、ゲームというよりも、本当に長編小説を読んでいるような気分になってしまったが(笑)
 一応、シナリオ上の分岐などがあり、複数のエンディングなどがあるらしいが、この長いプレイ時間のせいで、複数プレイする人は少ないのではないだろう か? しかし、逆に、短いAVGが多い中でこういった長編のAVGを求めていた人には、おもしろく、プレイし甲斐のある良い作品だろう。
 基本的に謎解きはなく、ただひたすらメッセージを読み、自分の気持ちに近い分岐を選択していく、単純な選択式AVGともいえなくもない。その分、物語に没頭できるという側面もある。
 純粋に物語りを楽しむ作品だといえる。
点数
システム
ビジュアルのベル系なので、これといった凝ったシステムは入っていない。しかし、読んだシナリオを読み直せるように、ページ戻しがついているので、うっかり読み飛ばしてしまったセリフも、戻して確認だできるのは親切。
基本的に、テキストを読んでいくだけ。
グラフィック
1画面大の止め絵に関してだけいえば、プレイステーションのソフトの中で5本の指に入るぐらいのクオリティだろう。(止め絵だけなら9点。他と差し引き)
プレイステーションでも、ここまで描けるのかっていうのを見せつけられるようだ。パソコンのAVGにもきっと引けを取らないだろう。
シナリオ
シナリオ自体は比較的良いといえるが、この手のゲームとしては、長い部類にはいるため、中だるみをするような気がしないでもない。
ヒロインの、万葉に感情移入ができないと辛いかも。
世界観・設定
輪廻転生といった、ある意味ありがちな設定だが、4つの時代にまたがる人間関係やしがらみによって、『輪廻転生』し続ける、主人公とその運命の人々をうまく表現している。
キャラクター
強烈な個性というのは少ないかもしれないが、物語を盛り上げるには十分だろう。時代時代によって変わる、微妙な性格などの変化は楽しめる。
音楽
それぞれの時代の雰囲気にあったものは用意されている。しかし、強烈に印象に残るほどのインパクトはない。
操作性
選択肢を選び、決定するだけの操作なので、かなり単純に近い操作形態。いいも悪いもない操作性。
総合
クリアしたときには、ゲームをクリアしたというより、『長編小説を読み終えた』という、印象が強い。この手のゲームの宿命かもしれないが、ひたすら字を読んでいくため、小説を読むのが好きじゃない人にはお薦めできないが、逆に小説を読むのが好きな人には、いいだろう。
各10段階:1(悪い)……5(普通)……10(非常に良い)
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