GIANT GRAM
全日本プロレス2 IN 日本武道館

メーカー:セガ (ジャイントグラム
ジャンル:プロレス
定価:5800円
クリア回数:アーケードモード3回 勝ち抜きモード3回 育成モード3キャラ育成
プレイ時間:約30時間

長所
●方向キー+ボタンによって、簡単に技が出せ、初心者にも気軽にプレイできる。上級者向けに、コンボによる連続技がある。
●キャラの技をかけるときの動きがリアル。
●育成モードの技の覚え方がラーニングという方法にすることで、道場で選手がスパーリングをして技を覚えていく雰囲気が出ている。
●『崩し』と『リバーサル』という概念により、どう崩すか、正面から技をかけるか、後に回り込むか、技をリバーサルで返して、有利な位置取りをするかなど、駆け引きが楽しめる。
●vsコンピュータでは、体力の量によって、リバーサルする確率が変わるなど、はじめからは大技がかかりにくく、スタミナを削ってから大技でフィニッシュをするという、プロレス的流れが自然に行えるようになっている。
欠点
●前作(フューチャリングバーチャ)にあった、ストーリーモードがなくなった。
●隠れキャラの技が覚えられない。
●観戦モードでの育成キャラクターの思考ロジックを、プレイヤーが組むことができない。(プレイヤーの思考パターンを、あまりうまくトレースしていない。)
●観戦モードでのタッグマッチで、ほとんどタッチせずに一人で戦う。
●隠しキャラに、人間離れした技を持つキャラ、人間じゃないキャラがいる。
●通信対戦ができない。
●育成キャラクターのデザイン(テクスチャ)がダサイ。ちょっと使う気になれない。キャラのモデリングの数がすくない。キャラのコスチュームも、いいとは言い難い。かなり致命的。
個人評
 このゲームのためにドリームキャストを買ったくらいです(笑)
 これ以外のゲームもかいましたが、とにかく、ジャイアントグラムばかりというぐらい、ハマってます。
 まず、全日本プロレスファンなら買いですね。あと、ストリートファイターやKOFといった、格闘ゲームは飽きてしまったけど、でもやっぱり格闘ゲームファンという人にはきっといいでしょう。
 と、いうのも、崩しやリバーサルによる駆け引きが楽しめると同時に、体力ゲージがなくなったら終わりでなく、3カウントを入れて終わらせる。ギブアップ をとって終わらせる。どう勝つか、いかにしてかっこよく勝つか、それがプレイヤーにゆだねられ、まさにプロレス的に、『魅せる』試合を要求される楽しさが あります。
 闘気ゲージがMAXならば、体力ゲージがないときでも、1回だけフォールを返すことができたり、カウント2.8以降なら、バーニング状態になり、通常よ りも高い攻撃力をもって技をかけることが出きることにより、一発逆転がねらえる。闘気がMAXでなければ出せない技があるなど、こういった面でも、駆け引 きが楽しめる。
 とにかく、プロレス的要素がたっぷりと詰まっていて、プロレス&格闘ゲームファンなら楽しめるでしょう。
 いいところばかりを書いてきましたが、欠点がないわけではないです。と、いうか、良くできたゲームなだけに、ここをこうすればもっと良くなったのにと か、こうなっていた方が良かったという部分も少なからずあります。まぁ、その点に関しては、次回作で改善されていればという感じです。(欠点に関しては、 上記の項目に書いてあります)
 点数に関しては、次回作に期待という意味を含めて、ちょっと辛目につけています。
点数
システム
基本操作として、打撃・掴み・投げ+方向キーによって、多彩な技が出る。他の格闘ゲームなどにない、『崩し』という概念があり、掴んだから即投げというわけにも行かない。
さらに、『リバーサル』の概念により、投げ抜け→反撃といった、よりプロレス的要素がクローズアップされ、崩しとともに、相手との駆け引きが楽しめる。体力が0になっても、3カウントが入らなければ負けではないというのが、プロレス的でよい。
育成モードで、技を覚えるのにラーニングする必要があるなど、プロレス的という表現がぴったり。
グラフィック
3Dスキャンにより、本人の容貌テクスチャーとして使用しているため、似ていて当たり前といった感じである。モデリングも、各レスラーを上手く造形されている。
ただ、欠点としては、表情が少なく、技をかけたときに無表情なのがちょっと残念。プロレスは、『感情』を表に出してこそなので、次回作では、このあたりを改善して欲しい。
あと、育成キャラのモデリング&テクスチャーがひどい。使いたくなるレスラーがいないのは致命的。
シナリオ
シナリオはないです。アーケードモード、勝ち抜きモードの両方とも、次々に登場するレスラーを撃破するのみ。自分の中で、チャンピオンカーニバル(シングル連戦)とかを想像して楽しむしかない。
前作の、ストーリーモードがないのは残念。
世界観・設定
全日本プロレスの、「明るく・楽しく・激しい」の、『激しい』という部分を、よく表現している。
キャラクター
登場する現役レスラーそれぞれが、バレエティーに富んだ、豊富な技を持ち、打撃系、スープレックス系、万能系、そしてバーチャファイターたち。技によって、キャラクター分けが、上手く成されている。(ある意味、同キャラ的レスラーがいない)
音楽
音楽は各レスラーの入場テーマソングと、オリジナルレスラーの入場曲。
試合中には、本当のプロレス同様に、BGMなどなく、打撃音、マットにたたきつけられる音、スリーカウントをとるマットを叩く音のSEがほとんど。試合中に、BGMあり・なしを選択できても良かったかと思う。
一部入場曲が違っているのが残念だが、入場テーマが流れ、レスラーが入ってくるだけでOKという人もいるでしょう。
操作性
シンプルでありながら、奥が深い。基本は、打撃・掴み・投げ+十字方向。→掴みではじき、←掴みで耐え。ボタンのみor方向キー+ボタンで何かしら技が出るので、初心者でも楽しめる。
総合
全日ファンなら当然として、プロレスファン、格闘ゲームファンにはぜひともプレイしてもらいたいゲームです。
一部不満があるものの、おおむね、現在出ているプロレスゲームとしては、最高峰ではないかと思います。次回作では、今回の不満点を改善して欲しいものです。
各10段階:1(悪い)……5(普通)……10(良い)
関連webリンク
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